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「ねえ、このぐらいでいい?」
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「は? このぐらいって、まだ洗い始めたばっかり じゃねえか」
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「だって腕、疲れるしぃ〜…」
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「…………」
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(…違う、なんか違うぞ)
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(俺が想像してたのはもっとこう、ラブラブの イチャイチャでエロエロの…)
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エロビデオの見過ぎと言われたらそこまでだが、 俺の理想のハニーちゃんは、それこそ天使のような 笑顔で逸物を洗ってくれていた。
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なのに、こいつはどうだ?
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気怠そうにため息をつきながら、言うに事欠いて 『だって腕、疲れるしぃ〜…』などと。
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それでいて顔は……まあ、かわいい部類に入るの だから、余計に始末が悪い。
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「お前さ、もっと楽しそうに洗えないわけ?」
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「どうしてこんなのを楽しそうに洗わなきゃいけない のよ」
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「こんなのとか言うなっ。お前は昨日、こいつで 初体験を済ませたんだろうが…」
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「だから後悔してますっ。あ〜、もぉっ。 どうしてヒロとエッチなんてしちゃったんだろ…」
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「…………」
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こちらも何か言い返してやろうと思ったが、舞の口に した『後悔』という言葉が耳に残って唇が動かなかっ た。
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元々、舞の愛情なんてないのだから、天使のような 笑顔で逸物を洗えというのも無茶な話だ。
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「…悪かったな。 後悔するような初体験にしちまって…」
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「ここ、触っても痛くない?」
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「え…」
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「上手く洗えないからって怒らないでよね。 男の人にこんなことするの、初めてなんだから…」
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「舞…」
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変わらぬ仏頂面で逸物を扱き、舞は根本に茂った 陰毛にも指を絡めてくる。
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気になって舞の生え際も覗きこんでみたが、 揺れていた乳房に目を奪われて勃ち往生。
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その間にも舞は丁寧に指先で陰毛を梳き、 石鹸の泡をまぶし続けていた。
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「あ…ごめんね、ヒロ。こんなに抜けちゃった…」
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「ん?」
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何事かと視線を落とすと、舞は申し訳なさそうに 茂みから抜けた『ちぢれ毛』をつまんでみせる。
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「ちょっと、ごしごししすぎちゃったかな…」
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「いや、そんなことねえよ。 割と普通に抜けてくもんだから…」
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「そうなんだ……でも痛かったら、我慢しないで 正直に言ってよね」
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「ああ。メチャメチャ気持ちいい」
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「…そういうことは言わないでいいから」
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墨色の密林を洗い終え、舞の手は一転して勢いよく サオの部分を扱いていく。
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その事務的な動きにさえ逸物は反応し、我慢汁を たれ流しながら天井へと近づいた。
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舞は顔色ひとつ変えずに片手で石鹸を泡立て、 育った気泡を亀頭の溝へと塗りこんでいく。
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指先がクビレをなぞっていくたび、甘美な痺れが 背筋を駆け抜けていった。
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「泡、流れちゃうね…」
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舞に逸物を握られているという昂奮も相まって、 我慢汁はサオの根本までを濡らしている。
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じっとこちらを見つめてきている舞の瞳が、僅かに 喜悦で細められたような気がした。
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(中略)
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サオの根本をがっちりと掴まれ、皮膚が引っ張られた ことで先端のクビレが強調される。
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その状態で、まるで電球をソケットから抜くように キュッキュッと亀頭をひねられ、俺は堪えられずに 舞の両肩を掴んだ。
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しかしその舞は、何の興味もなさげに黙々と 俺の逸物を揉み続ける。
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「くっ…舞、もっと…」
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「…………」
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腰掛けから尻を浮かせて催促すると、期待を裏切る ように舞の手は動きを止めた。
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そして軽く亀頭を撫でたあと、ツンと指先で裏筋の 部分を押し、サオから手を放す。
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充血したペニスは下腹にくっつき、物欲しそうに舞の ことを見上げていた。
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「はい、もうこのぐらいでいいでしょ。 あとは自分で流して綺麗にしてくださ〜い」
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「って、これで終わりかよ?」
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「だって綺麗になったじゃん。 洗う前よりもずっと、元気になってるみたいだし〜」
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「…………」
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(舞のヤツ、俺が気持ちよくなってるのを分かってて わざとやめやがったな…)
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当然、勃起した逸物がこのまま鎮まるわけもない。
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「なあ、舞…」
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「やだ、絶対しないっ」
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「まだ何も言ってねえし…」
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